H2Oガイドサービスは、年間を通して水量が変わる利根川において、その日の水量が許す限り、なるべく長く距離を取ってツアーを行っています。
他社のような多くのお客様を同じ日、同じ時間にご案内することができません。その代わり、一日の中で午前と午後の2つのコース設定(他社の多くは、一日3コース/4コースと高回転)とすることで、時間に余裕を持って、ゆっくり、のんびり、ラフティングを楽しんでいただくことができます。
他社を含め、夏季のみなかみは、一般的にダムの放流量が減るため、水位が春に比べて著しく下がり、ラフティングのボートが川底に引っかかってしまうため、下ることができるコースが短くなります。
ボートが川底に引っかかってしまう場合、ボートのコントロールに自信がないガイドは、川底にボートが引っかかる時間が長くなってしまい、ツアー効率が悪くなってしまうため、一般的には春と比べて短い距離を下ることが多くなります。夏のみなかみでは、水紀行館(紅葉橋 – マップ上の黄色ポイント)から、銚子橋(マップ上の赤ポイント)までの約1.8kmを下るルートが一般的なルートとなります。
H2Oガイドサービスのガイドは、毎年新しく雇用する新人ガイドではなく、みなかみで20年近くガイドをしてきたベテランを中心にみなさまをご案内しています。そのため、水量が低い時期でのボートコントロール(川底に引っかかっても、すぐに出る技術。そもそも引っ掛かりにくくする技術)技術を磨いているため、他社が上流からのスタートを諦める水量であっても、上流からスタートすることができます。2022年の実績で、96%以上の確率で、ゴールから5km以上上流からスタートし、66%の確率で、紅葉峡を通過しています。
通常は春を中心とした増水期しか下ることができない紅葉峡の通過率は、渇水期の夏(2022年7月/8月のツアー催行)であっても、66%を記録。多くの他社が約1.8kmを下る中、H2Oでは66%の確立で、夏でも約6.8kmを下るツアーを行っています。距離の差は約2.6倍となります。
2022年夏の実績をまとめました。このデータは実際にスタートした地点から導き出したものです。
H2Oガイドサービスでは、渇水期の夏であってもなるべく長い距離ラフティングを楽しめるように、日々技術を磨き、努力をしています。長年、みなかみでツアーを行ってきたからこそできるツアーにぜひ参加してみてください!みなさまのご参加をお待ちしています。